ヘアスタイル、メイク、スタイル、姿勢などに気をつかっていても、オーラルケアには関心が低い日本人。
世界的に見ても遅れている日本人のオーラルケア。
この日本人の不名誉を挽回したい!
日本人は歯並びが悪い、歯が黄色い、と思われている
日本人は海外から見て歯並びが悪く、色も黄色いと思われている。
そして八重歯がかわいいとされたり口元を隠して笑う文化が残っている。若い女性でも口元を隠して笑う人もいる。
有名人や政治家、ビジネスエリートでも歯並びが悪い人は珍しくない。
人気のあるユーチューバーやあこがれる生き方の人が、笑うと歯が黄色かったりガタガタ不ぞろいだと少しガッカリしませんか?
欧米で、特にアメリカでは歯並びが悪い=不衛生=貧困/教養が無いという目で見られる。
「口臭がある」と思われている日本人
また、日本人は口臭があると海外から思われている。
在日外国人100名を対象に、「オーラルケアの実態に関する意識調査」を実施した。
すると約7割が「日本人の口臭にガッカリした経験がある」と回答した。
(オーラルプロテクトコンソーシアムが米国と欧州出身の在日外国人を対象にした調査)
◆口臭の原因
・日本人は口腔内が小さく唾液が巡回しにくい
・生ものを食べる文化があるのにオーラルケアには関心が低い
・ハグしたりキスする文化が無いから口臭を意識しにくい
日本人はやさしい、誠実だ、謙虚だとほめられることも多いだけに、オーラルケアに無頓着で海外の方から残念に思われているのは悲しい。この不名誉を挽回したい(>_<)
私は日本の朝の光景、混雑した電車では人との距離も近い。要オーラルケアだと感じている。
また、欧米は体臭や口臭の「においケアの文化」が根付いている。
しかし日本ではそれらの文化が根付いていない・・。これも日本人が口臭持ちな理由だと言われている。
日本人の「オーラルケアにかける金額」は世界的に見て低い
日本人のオーラルケアにかける金額(口臭、歯並び、色、虫歯予防、歯科医に行く、歯ブラシを買い換えるなど)は世界的に見て低いのが現実。
欧米圏に旅行や留学で渡航した日本人が自身の歯並びを見直し、矯正を始めたり、口臭ケアしだした、というエピソードもそれほど珍しくない。
相手を不快にさせないエチケットの1つが「オーラルケア」!
♣歯並びが良い、歯が白い、口臭が無いということは相手を不快にさせないエチケットの1つ
欧米で言うと、ビジネスマンは歯の見た目でも判断されるポイントになる。日本人はその面で遅れすぎだということもたびたび見聞きする。
たかが歯でしょ、ととらえ著名人だけが歯並び、口臭などを含めたオーラルケアを重要視していた時代は過去のこと。
「歯を含め口腔内が不健康な人」は何千万もの医療費を損している!
<歯を含め口腔内が不健康な人>は、人生で何千万もの医療費を損しているという試算もあるほど。
医療費削減の点からも日本人の意識が変わればいいなぁと思う。
◆からだ全体の健康に関わる◆ こわい「歯周病」
歯周病菌は血液を通して体の全体に広がり「脳卒中や心筋梗塞、糖尿病や認知症につながる」ことが知られている。
参考サイト:歯周病は二重の意味で怖い
なお歯周病になっている割合は20代で7割ほど。
♣自身が「歯周病になっているか?」半年に一回ほどは歯科医で見てもらう
・虫歯や歯の色、歯茎の色、歯の磨き具合、かみ合わせなど総合的に見てくれる
・きちんとアドバイスをくれる
といった「信頼できる歯科医」を探しましょう。
特に就職前、渡航前に「オーラルケア」は必須
就職や留学する前はオーラルケアを見直すよい機会。
・就職では面接前に治療することが望ましい。
ガタガタの歯、黄色い歯で笑顔を見せるのとキレイに整った白い歯で笑顔を見せるのでは、ずいぶん印象が違う。歯にコンプレックスを抱いていたら満面の笑みは見せにくい。
・渡航中(留学/旅行)の治療例として、欧米では医院や医師に違いはあれど虫歯治療に高額な治療費がかかる。保険適用後で1本10万円くらい。
留学前に国内で治療を済ませた方が費用の面でもかなり安くつくうえ、渡航中に治療を受けて時間を取られるのを防げる。
また渡航前にオーラルケアすることは、日本人は歯並び、口臭などのオーラルケアに無頓着だという悪いイメージも払拭できる♪
ネコの口臭がなくなった 歯周病の歯を抜いた、歯石を取った
私の実家の猫は10年間ひどい口臭を持っていて
・歯周病でグラついた歯を抜く
・全ての歯石も取り除く
という手術をしたら、全くというほど口臭が無くなって家族で驚いた。皆が今まで無知でごめんね、と猫にあやまっていたのが印象深い。
よくあった「虫歯と口臭」がかなり減った♪
私の親戚のおばさんは口を開けて睡眠を取る時期が何十年とあって、よく虫歯ができたり口臭もひどい人だった。
そんな人もいるよね、と周りは口臭をあきらめていた。
しかし!
・一時しのぎとして‥テープで口を閉じる
・「根本的改善策」として‥口まわりの筋肉を鍛える
ことを実践して、よくできていた「歯と口臭」がかなり減った。
これには親族みんなで喜んだ。おばさん自身も虫歯治療が少なくなりとっても快適になったと喜んでいた。
◆口をしっかり閉じられる&ツバなどで口腔内が潤うと、「口臭予防/虫歯予防につながる」
ことを実感したエピソード(^-^)。
おばあちゃんの知恵袋♠ お茶はまめに できれば30分ごとに飲む
お茶は一度に大量に飲んでも尿として排出されてしまう・・
そのためマメに、できれば30分ごとに飲むことで「口臭と感染症の両方の予防」が期待できる。
ぜひまわりの人にも教えてあげてください。
「口臭の原因」はさまざま‥ 根本的な改善を
口臭の原因は人により様々で、先ほども書いた「日本人は口腔内が小さく唾液が巡回しにくい」の他には、
・お茶などでマメに口腔内を潤していないから
・摂取した食品や歯の汚れがあるから
・ストレスや内臓の不調があるから
・身体的ストレス/精神的ストレスを抱えているから
などがあげられる。
ぜひ個々の原因を見つけて根本的に改善するようにしたい。
「食いしばり」が歯の状態、腰痛や頭痛などの不調に関係している
食いしばりも歯周病と同じようにあなどれない。
・歯並びを悪くする
・歯をすり減らす
・歯をヒビ割れさせる
・腰痛や頭痛、顎関節症などを引き起こす
要因の1つになりえるからだ。
・口の中(頬の内側)に線が付いている(舌で触れてみてボコボコ)
・舌のふちが歯に押されてボコボコしている
人は“無意識に食いしばっている”可能性が高い。
現代人はストレスが多いので要チェック。
特に就寝中の「歯の食いしばり」は体重の何倍もかかっている
就寝中の食いしばりは体重の何倍もかかっている、と歯科業界では言われている。
・起床時に顎がだるい
・物が噛みにくい
と感じる方は睡眠中に食いしばっている可能性が高い。
食いしばりを続けていると歯の並び、ヒビ割れ、すり減りにつながることが考えらる。私の妹も現に下の歯並びがガタガタになってしまった(>_<)
食いしばりが「歯と体の不調」に関係しているかも、と知ったきっかけ
私が食いしばりによって歯がボロボロになる、体の不調までまねくと知ったのは歯科で手にした本だった。
(気になる方は大阪府堺市の西村歯科をご確認ください)
ただし「体の不調すべての原因」が食いしばりと断定することは当然できない。もしかして‥と思い当たる方は考えてみると良い。私の妹は当てはまっていた。
食いしばり完治までは「マウスピース」の装着も1つの方法
「食いしばりの原因を調べて対処する」ことが一番大切。
・緊張やストレスがあるなら減らすよう心がける
・就寝中やPC作業中、商談中など口の中も緊張している場面では、深呼吸してリラックスを心がける
改善されるまでマウスピースを装着するのも1つの方法。
全体を覆うタイプのマウピ
奥歯で噛みしめしている方なら前歯部分だけがあたるタイプがすすめられる。
私は就寝中に奥歯に軽い食いしばりがあったが、マウピを装着してから
・明け方ちかくまで眠れるようになり、
・根本治療(ストレス解消/力みやすい性格改善)をしてからは朝まで眠れるようになった。
・髪のツヤが増したことにも驚いている。どれだけ体が悪かっただろうか‥(._.)
◆ただしマウピにずっと頼っていても「対症療法」になってしまい、食いしばりがある間ずっと装着することになる‥。
そのため食いしばりの原因を無くす根本治療することが大切。