ブラジル産鶏肉は安全か?危険か?デマ情報は?
個人ブロガーザザイズムさんに感謝します。彼女の「ブラジル産鶏肉の安全性」の記事を基に、この記事を書きました。
⇒ ブラジル産鶏肉が意外と優秀
ザザイズムさんの記事内では実際に幾つものデータも示されていて、私はブラジル産鶏肉の真相にかなり迫っていると感じました。
ブラジル産鶏肉「危険?安全?デマ?」
私も曲がりなりにも母、「食の安全」には関心があります。イオンや業務スーパーなどで国産よりかなり安く売られているブラジル産鶏肉は「実際のところ」がずっと知りたかったです。
ブラジル産鶏肉は実際に「激安」
ブラジル産鶏肉は実際にかなり安いです。
業務スーパーでは2kg買っても724円(税込み・2018年8月時点)という安さ。イオンやその他激安を売りにしているスーパーなどでも売られています。そんな“ブラジル産鶏肉の実際”について迫ります。
ブラジル人は「鶏肉を食べていない」?の真相
“ブラジル人は自国の鶏肉を食べていない”という情報が多く見つかる。その真相はどうでしょうか?
答え:ブラジル人は自国の鶏肉を食べている。
上のアメリカ国際貿易委員会のレポート(PDF)を見れば明らかでした。
・黄色=ブラジル産鶏肉をブラジルで消費している量
・赤色=輸入している量でほぼゼロ
このレポートから、ブラジル鶏肉の7割ほどをブラジル人自らが食べているとわかりました。
ブラジル産鶏肉は「抗生物質」だらけの真相
“ブラジル産の鶏肉は抗生物質だらけ”という情報も多く見つかる。その真相はどうでしょうか?
答え:ブラジル政府は鶏肉に抗生物質を添加していることを公式に否定している
日本の検査では検出の報告もあるが微量である。
そのため、仮“にブラジル産の鶏肉を毎日食べ続けたとしても、害が認められない量だろう”との見解もあります。
ブラジル産鶏肉の飼料は「遺伝子組換え」の真相
ニュース記事:GMwatch(英語)
“ブラジル産の鶏肉に使う飼料は遺伝子組み換え食品だ”という情報も多く見つかる。その真相はどうでしょうか?
答え:ブラジルは鶏に遺伝子組み換えの飼料を使っていない。
2016年に飼料となっているトウモロコシが国内で不作となった。そこで手っ取り早く解決する方法はトウモロコシの輸入だけど、
⇒ “遺伝子組換えの懸念がある”として、ブラジルはアメリカからトウモロコシを輸入していない。
⇒ そのため、ブラジルは鶏肉の生産量を10%カットする事態におちいった。
この事実から、
・安全性に問題のある飼料を食べさせてまで鶏を育てて輸出することはしない
というブラジルの姿勢がうかがえます。
「遺伝子組み換えのトウモロコシを資料に使っている」というのはデマだと言えるのではないでしょうか?
ブラジル産鶏肉 「価格が上下する」ことから言えること
また、2016年の価格と比べて、2017年3月、業務スーパーの2㎏の鶏肉は、税抜き848円ほどに値上がりしました。
このように実際にブラジル産鶏肉の価格は上がったり⇑下がったり⇓しています。2017年3月は「飼料(トウモロコシ)不足」のあおりを受けた時期です。
この点からも、
・質の悪い飼料を使ってまで価格を抑えることはしない
というブラジルの姿勢がうかがえるのではないでしょうか?
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ブラジル産鶏肉「アメリカが輸入禁止」の真相
引用元:農畜産業振興機構、畜産の情報-主要畜産国の需給-
アメリカはブラジルの鶏肉を輸入禁止にしたのか?実際はどうなのか?
答え:2000年代のはじめから、アメリカが「ブラジル産鶏肉を輸入していない」のは本当だった。
しかし毒入りだからと言う理由からではなく“自国で間に合っているから”でした。
・そもそも2000年代より前から輸入していない
・アメリカは9カ国にしか鶏肉の輸入許可を出してない
・アメリカは世界第1位の鶏肉生産国で輸出量はブラジルに次ぐ2位
こういった事情により、アメリカがブラジル産鶏肉を輸入しないのも不思議ではない考えられます。
ちなみに日本も輸入許可されていない国の1つです。アメリカは牛肉の場合37カ国に許可を出しているのに鶏肉に関しての輸入許可はかなり厳しいとわかります。
ブラジル産鶏肉は「なぜ安い?」理由は?
では、ブラジル産鶏肉が安く供給できる理由は何でしょうか?
ブラジル産鶏肉が安くできる理由は、
・飼料の穀物が豊富で安い
・人件費が比較的抑えられる
・鳥インフルエンザが発生したことがない
・政府による各種優遇(減税、融資など)がある
・船便は輸送料が安い
以上の理由からブラジル産鶏肉はで安く提供できるというわけです。
食材の味「本当にわかる人は少ない」?
そして「味」に関してですが、
○○産、うま味が違う、弾力がある、ない等・・
「本当に味がわかる」人は少ないのではないか?と個人的に思っています。
特に
・味付けの濃いメニュー
・油をつかったメニュー
にするとわかりにくいです。
「様々な高級品」を食べている著名人でも
たくさん「高級なもの」を食べてきている《芸能人の味覚》から考えても、実際に“味のわかる人は少ない”と感じているからです。
“目隠ししてAとBどちらが高級食材かを当てる”番組で、人間の味覚はあてにならないと知った人も多いのではないでしょうか?
また、外食産業では価格を抑えるために使っている店も多く、繁盛している店も多いのが実情だと思うからです。
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ブラジル産鶏肉「危険性をあおる」記事ばかりの理由
「ブラジル産 鶏肉」というキーワードで検索してみると散々な内容の記事が無数に出てきます。
特に検索トップに出てくる記事は危険をあおるタイトル/内容のものが多いです。
・ブラジル人はブラジル産の鶏肉を食べない
・アメリカは「最悪の毒入り鶏肉」として輸入禁止にした
・抗生物質がたくさん添加されている
「記事タイトル/内容」ともに「危険性をあおる」方が、
・消費者の心理を刺激して読んでもらえる
ためです。人間の心理をうまくついた記事作りがされています。
ブラジル産鶏肉を「安全」だと思えた理由・まとめ
ザザイズムさんがブラジル産鶏肉が安全で安心だと思えた理由をまとめると、
●「ブラジル産鶏肉は危険」と言い切れる根拠のあるソースは無かった
●世界158ヶ国に輸出されている
●日本の輸入食品検査も通っている
●ブラジル人が実際に自国の鶏肉の7割を食べている
●アメリカが輸入禁止にしている理由は危険だからではなく自国の鶏肉で間に合っているため
「ブラジル産鶏肉は安く味も良いから、食べ続けます。」という意見が最後に書かれてありました。学生さんでよくここまで調べてくださったと頭が下がります。
あなたも「情報の波」に飲まれず「正しい情報」を見極めてください。私も注意していきたいです(^-^)
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