ミシシッピアカミミガメの卵は「本当に60日から75日間で孵化するのか?」大きさや重さなどの変化、孵化のさせ方を記録したブログ。有精卵か無精卵かの見分け方、孵化率、孵化日数も記録しました!
ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)の卵を発見!
ミシシッピアカミミガメの卵を汚れた河川で見つけた!(別名ミドリガメ。子亀はこう呼ぶとのこと。)孵化日数は60~75日間という説明がされていることが多いです。
もし卵がかえって赤ちゃんが生まれたら生涯飼わないといけない!絶対に手放してはいけない「特定外来生物」。
また、20年~40年と生きるため飼い主はお金や精神的な余裕がいります!
だからこそ、子どもがみきれなかったら私たち夫婦が一生涯面倒をみると覚悟を決めました。
持ち帰った卵は2つ!
子どもが見つけたミシシッピアカミミガメの卵は2つ!産卵個数も2個でした。
他の卵も近くに何個がありましたが早々にカラスに食べられていました。やはりエサを見つけるのが早いですね…。
大きさ4センチ重さは2グラム!
ドキドキと初めて亀の卵の観察をすることになりました。大きさはちょうど4センチちょうど。重さは1~2グラムほどです。
「無事に生まれてお姉ちゃん達(生後1か月と4か月)のような姿を見せてほしい」と観察をスタートしました。
写真:飼っているお姉ちゃんガメの成長を計測中
写真:2匹のお姉ちゃんガメは生後1か月と生後4か月
(3.3と4.6センチ/本当の姉妹ではない/もらったもの)
ミシシッピアカミミガメの卵・孵化のさせ方とは?
ミシシッピアカミミガメの卵の保管方法はGoogle先生に聞きました。命だけに「できるだけ正しい情報」が必要。やっぱりシークレットモードにしてたくさん調べました。
飼育者さんのブログ、大学の研究などをたくさん読み「なぜそんな保管方法をするのか?」という理由もしっかりと確認。
そして飼っている先輩方の卵の孵化のさせ方(保存方法)を忠実に守りましたよ。
- 水ゴケについては玉子にかぶせよう。玉子を置くだけでかぶせない。と2つの情報がありましたが、私の家は常にエアコンが付いていて乾燥気味なのでかぶせてみました。
さぁどうなるかな。
ミシシッピアカミミガメの卵は無精卵?見分け方を知るが…
赤ちゃんが本当に生まれる卵なのか?つまり有精卵か無精卵か見分けたいですよね。
「有精卵か無精卵かの見分け方」
有精卵か無精卵かの見分け方は、
- 生後3日~10日くらいを過ぎると殻が白く濁る
- 卵黄が片側に沈んでいるのが見える(ライトを照らすとわかりやすい)
- ピンクや赤色っぽい血管が確認できる(同上)
しかし、わが家の卵は2つとも有精卵の証が見当たりません。10日間どころか1か月、2か月が経っても2個とも同様でした。
殻の色が白くない…
気になったのは2個の殻の色。茶、白、黄色のまだら模様!調べてもあまり見かけない色のようです…。せめて殻の真ん中が腹巻や帯状に白く濁(にご)っててほしいなぁ!
ミシシッピアカミミガメの卵が孵化前に「カビ」!
ミシシッピアカミミガメの卵にある変化が見られました。2つの卵のうち1つがカビてきたのです…(右側に白い点々を確認)。オーマイガー!しかしこれは「卵観察あるある」なのだと知りました。
- カビは同じ容器内や部屋内にあっという間に充満してしまうため、「カビてしまった卵」は別容器に入れる。
そして…それでも誕生してくれたらな、と一縷の望みを持って卵を見守っていましたが腐臭がひどくなってきました…。最後は庭の土にうめました。
なお、玉子の大きさ(直径)、重さは変わらないと感じました。
カラスにぎりぎり食べられなかった2つの卵。そのうち1つがカビてしまったのは残念すぎますが、残り1つの卵を守っていきます。
- ミシシッピアカミミガメの卵の孵化率は?
ここで気になるミシシッピアカミミガメの卵が孵化する確率について。ミシシッピアカミミガメの卵が無事にかえる確率は土のかぶせ方などの状況にもよるものの、46%や64%と半分ほどだと知りました!
卵からカメが生まれる確率をシークレットモードで検索しても、ほぼ情報がありませんでした(沖縄のウミガメに関する記事が2つほど)。そのため本当は辞書も調べるべきだと思いました。
もう1つの卵にもカビだと?
まさか2つ目の卵にもカビ発生だと?という日がありました(白い斑点状のカビ)。
しかし!やっぱり触らずに観察続行。見守りました。なかには「ダメかと思っていたらかわいいベビーが生まれた!」という飼い主さんブログも数あるからです。
3日ほど経過すると、なぜかカビらしきものは見られなくなりました(なぜ?)。
しかし今度は殻に「黄色み、茶色み」が増してきました。さまざまな画像を探しても「黄色みがかったり茶色みがかったりする亀の卵」はあまり無いよう…。
まさか途中で死んでしまったのか?カメの赤ちゃ~ん
50日目はミシシッピアカミミガメの卵に「重さ」が!
命が宿っているのか?素人目にはわからず不安なミシシッピアカミミガメの卵。
しかし観察して50日後、保管1日目よりずっしりとした重さがある、と感じました!
卵にさわらないように、特に上下を動かさないようにと見守ってきたため、実は「いつの間に重くなったのか?」日は不明なのですがやはりうれしい。
大きさは4センチのまま、重さは12グラムに増えた!
ドキドキ。初めてミシシッピアカミミガメの亀の卵を観察してきましたが、大きさ(直径)は変わらず4センチ。重さは1~2グラムから12グラムと何倍にも増えていました!
やはり「有精卵」と期待して良いのか?
ライトに照らしても有精卵か無精卵かわからない…
しかし、ライトに照らしてみても相変わらず有精卵の証は確認できません…。
有精卵か無精卵かの見分け方を再確認!
有精卵か無精卵かの見分け方は、
- 腹巻や帯状に白く濁る
- 卵黄が片側に沈んでいる
- ピンクや赤色っぽい血管が確認できる
ですが、わが家が観察している玉子にはかろうじて感じていた白さが見られなくなり、黄色や茶色になる始末…。「かわいい命」は入っているのか?
まだら模様で黄色っぽい卵はレア?
こんなにまだらで黄色、茶色の卵は検索してもあまり見かけませんでした。「もう黄色だからダメだろうな」と経験から判断されている飼い主さんもいましたが。
幸い、玉子から腐った臭いはありません。(1個目の玉子はありました)また、重さが6~7倍になったのも希望の光です!
ついに孵化期間最大の75日目!
卵が孵化するまで最大期間とされる75日目を迎えました!
ミシシッピアカミミガメの卵が孵化するまでの期間は60日間から75日間。(1つしか見つけられませんでたが、3か月後に卵がかえったと研究している期間もありました)
2つの卵を7/25に汚川から持ち帰って今か今かと待ちわびていました!
しかしヒビや動きはない?
※(詳細)はかならず追記いたします!すみません。