・沖縄に実際に移住した経験がある
・２０人以上の親戚と友人が沖縄在住
・ずっと沖縄マニアでリピーター
こういった理由によりこのブログが書けました。沖縄移住者にインタビューもして、【沖縄移住の現実】をあますところなくお伝えします。
沖縄移住の現実「何度も助けられた」
【沖縄移住は現実的な不安も･･】
【将来は沖縄に住む！】【沖縄に住むことに憧れている‥。】というあなたがこのブログを見つけてくださいましたか？ 私の周りには実際に沖縄移住を実際に希望している人がチラホラといます。しかし！
■“沖縄に住む！”といっても現実は快適に暮らせるのか？
■沖縄は本土の人を受け入れてくれるのか？
■沖縄では仕事はあって給料も今くらいもらえるのか？
などいくつかの疑問や不安が出てくると思います。
【沖縄暮らしはすすめられる？】
「実際に沖縄に住むこと」を私は個人的にすすめられます。
もちろんこの意見は人によって異なります。けちょんけちょんに沖縄をけなす人もいますが、移住先として「沖縄」を選ぶことは良い選択だと思っています。その理由ですが、
■私の島暮らし経験から言うとほとんどの沖縄の人があたたかい人柄でした。
こちらが心を開けば特にそれを実感することができました。沖縄の良い意味でも悪い意味でも言われる“南国気質”や米軍のこと、人付き合いの濃さ、湿気被害・塩害被害、地域による住みやすさの違いなど‥沖縄で済むメリットとデメリットを考えても「沖縄を定住地に選ぶことはおすすめできる」ということです。
⇑ 沖縄の方言（沖縄口＝うちなーぐち）で上等＝良い！
【沖縄の人は優しくし合うのが普通】
沖縄の人は、「お互いに優しくし合うのが普通のこと」だと考えています。沖縄には昔から「ゆいまーる（助け合い）精神」が根付いています。そのため自然と困っている人に親切にできるのだろう、と後になってわかりました！
スーパーで会計後に“スタッフが袋詰めまでしてくれる”のもそういうことか、と納得ですね(^-^)。
沖縄の人は、「ここに行きたいんですけど‥。」と観光客に道を聞かれても優しく道案内してあげることは当たり前、という感覚の人が多いです。
【沖縄移住をすすめられる理由は３つ】
写真：西部ではなく東部海岸でしたカヤック
私があなたに「沖縄暮らしをすすめられる理由」はおおまかに言うと３つです！
■２０歳で沖縄移住に失敗し、更に沖縄の良さも悪さも学び魅力を感じたため
■１５年以上沖縄暮らしが成功している友人が３人いて、良さを学べたため
■「沖縄移住に成功している人達＆失敗している人達の違い」を知れば活かせると思ったため
私はヒマさえあれば（お金もあれば‥）沖縄旅行へ行ったり沖縄移住や沖縄スローライフ、沖縄暮らしの体験談‥といった沖縄に関する本を読み漁ったり、ネット検索もしています。そういったことからも沖縄暮らしをすすめれるのです(^-^)。
【沖縄での仕事探し・仕事の様子 】
ネット環境さえあれば全国どこででも稼げます、等の一部の人を除き、沖縄での暮らしに欠かせないのが仕事です。そのための仕事探しも必要でしょう。そこで沖縄で就職してホテル勤務していた私の経験＆書籍などから集めた情報から、【沖縄での仕事】についてご説明します。
■沖縄での就職は「聞いていたより求人はあるな。」と感じると思います。但し同じ職種・同じ内容でも給料が本土で貰っていたより低くなる場合が多いです。（半分近くになってしまう人もいます）
■本土の人がミリ単位でする物事をセンチ単位でする人が一定数いて、「もっとスピードアップしてできないかな～‥」と、私は同じ本土出身者達と愚痴ったこともあります‥移り住んでおいて陰口(._.)
「沖縄の人はこっちのミスなども責めないし、おおらかで人柄は良い。だけど仕事スピードがゆっくり、細かいことを気遣いできないから、一緒に仕事するのはご免だな。」
という話は私の周りだけでも２～３聞きました。これは有名な“沖縄あるある”の１つで、南国気質が仕事感覚に表れている点は慣れるのみ！だと感じています。
■相手に「仕事への意欲」をアップさせたいなら、
１人、２人、と志が高い人を見方にしていく、という改善策もありますね。転職ばかりしていてもしんどいかもしれません。
■「お客様第一・スピーディな仕事・お客さんの前ではカチカチ」という本土の感覚になれている人だと、「南国らしいゆるさ」に衝撃を受けるでしょう。実際にそういった職場も数多くあります。私はリゾートホテル勤務でしたが“接客口調”以外では常々“ゆるさ”を感じていました！
■沖縄で沖縄の企業や沖縄の人の割合が多い職場で働けばわかると思いますが「よんな～よんな～（ユックリ）・カジュアルでくだけた接客態度」と南国特有の仕事ぶりを感じるかもしれません。
【住居探し・沖縄人の保証人が要る？】
沖縄での住居探しで都市伝説のように言われているのが、「保証人は沖縄の人にしないと家を借りられない」という点です。
まだそういった物件があるのも事実ですが、そうでない物件も多くあるのが現状です。長く続く沖縄移住ブームにより、その点はかなり心配なくなってきた、と不動産会社の条件からも感じています。
どうして沖縄在住の保証人がいるのか？
「こちらの物件は契約者の方が沖縄在住であることが条件です。 そして保証人の方も沖縄在住でなければいけません。」
こんな募集要項を見て、「えっ？」と家を借りる際に知ってビックリされる内地出身者もいます。
この沖縄限定の理由は、“内地出身者の中には沖縄での生活が合わなくて他の住人とトラブルを起こした人もいたため”、“沖縄に馴染めなかった内地出身者がスグに内地に帰って家賃を踏み倒しされたため”等と考えられています。
これは「沖縄の人の中には“内地の人を歓迎しない人もいる」という一例かもしれません。
移住者を嫌うのは沖縄だけでなく、田舎でも都会でも“閉鎖的な地域”ではあるある話だとは思います‥。
★沖縄の中部や南部といった人口が多く人の流動が多い地域ではあまり聞きません。
【人付き合い、交通、立地、都会と田舎の違いは？ 】
写真：沖縄では珍しいデパート：リウボウ
沖縄での人付き合い、仕事、交通、おすすめの移住地域や立地、田舎＆都会の違いは実際にどうだと思いますか？ 私の体験談も含めてわかったことを“お伝えしましょうね！”（沖縄の方言ふう）
【沖縄人の性格はハワイ等と同じ！“南国気質”】
■一部の閉鎖的な田舎や人を除くととても親切
■「内地の人はやっぱり内地へ帰っちゃうさぁね」と思ってあまり親しくしてこない人もいる
■こちらが心を開いたり人懐っこいと打ち解ける人が多い
■照れ屋なのでお酒の席や親しくなると沖縄人の人懐っこさが見られることも多い
【ハワイや東南アジアと同じ！南国気質】
■確かに時間にルーズだけど相手のルーズさにももちろん寛容
■よく笑う
■相手の細かいことは気にしない大らかさ、クレームを入れない人も多い（「本土の人はクレームが多いし言い方もキツイね‥。」というコールセンタ―勤務者の話もあります）
【沖縄のマイカーや交通事情】
■交通はマイカーが必須です。ちょっと５分のコンビニでも歩きたがらない沖縄の人、という話も有名ですが、車が無いと暮らしにくい県であることは確かです。
バスは本土のように定時キッカリが守られにくく、これも南国気質と関係していると考えられています。「小学生までしか自転車に乗らないよ～。」もあるある話です。
【おすすめの居住地・立地】
■住みやすいのは那覇市。出張組の内地の人（本土出身者）も多く、本土から来て言葉が違うなど、子どものいじめなども少ない地域と言われています。同じように那覇市周辺の市町村は比較的本土出身者が住みやすいと聞きます。
最近では読谷村は内地出身者がオシャレな店を多数開いていて、移住の盛り上がりが見られます。
■恩納村は地域によりますが、米軍関係者が住んでいたり大学があってそこを利用する大学研究者が住む地域でもあるので、住みやすい場所だよ♪という意見も聞かれます。ただ大きめのスーパーは一軒もありません‥。
■大きな病院、など、習い事、役所や金融機関、図書館などの公共施設があって、イベントごとが多く開かれる地域がやはり住むのに便利だとは思います。
■音で言うと、ゴーーーっという独特な米軍の戦闘機の音は、二重窓などになっていても慣れるまで時間がかかると思います。生活する地域としては不便と感じるかもしれません。普天間基地スグ近くに住む私の友人は、「だからさ～、軍の戦闘機の音でテレビのセリフ、しばらくかき消されるのが普通だよ。」と言っていたのが印象的です‥。
【市町村“田舎と都会”の違い】
■ 上の【おすすめの移住地域や立地】で説明したように、那覇市やその周辺の市町村などでは、どこの田舎でもあるような“閉鎖的な雰囲気が少ない”です♪。
田舎に行くとやはり「内地の人に良い顔をしない地域」もあるようです。これは“そこに住む人の気質”によりますね‥。
【沖縄に住むのにうまくいく考え方４つ！】
沖縄に住むのがうまくいく、いわゆる定住できている人ってどんな性格なの？と気になりませんか？ 私は２０歳の頃に沖縄定住に失敗してしまったので、この点が気になって調べました( ﾟДﾟ)。
■沖縄に「過度な期待を抱いていなかった」人
■沖縄でもどこでも生きていけそうな「強い精神」の人
■大らかで「物事を気にしない、こだわらない」人
■“沖縄暮らしを夢見て念入りに計画する人”とは正反対で「何となく沖縄を選んだ」人
こういった人が実際に沖縄生活が続いている性格、沖縄定住に成功している性格と言えます。これは近年の沖縄移住体験談をたくさん見聞きして集めた情報です。「納得だわ‥！」と思われた人もいらっしゃるのではないでしょうか？
【沖縄に住むのに失敗する性格２つ！】
では、私のように沖縄移住に失敗してしまった人はどんな性格なのでしょうか？
■①「沖縄に住むこと」に過度に期待し過ぎる性格
・スローライフだと思っていたら人付き合いの多さに疲弊‥（沖縄は親族や友人などの人間付き合いが濃い）
・「はぁ～、1人きりになりたい。」と思って遠出しても、狭くて島なので逃げ場が無く、誰かしらに出くわしてしまう‥は“沖縄あるある”の１つ
・沖縄でゆったり働けると思っていたのに実現しなかった‥
・仕事があって生活できる！と思っていたのに私の希望職種だと低賃金な求人ばかり‥
・沖縄の人は皆があたたかい、優しいと思っていたけれどここは違った‥
・キレイなエメラルドグリーンの海を眺められると思っていたら地域によるものだった‥
・沖縄の人と仕事したかったのに、実際は本土企業で本土移住者が多い会社だった‥
・思ったよりお金がかかる物価に交通費、車の塩害対策費、交際費（特に人付き合いのお酒の場）など‥
■②「沖縄に住むこと」を軽く見てしまう性格
・気持ちだけでやっていけると間違った甘い考え方で苦労した‥
・ここまで本土と働き方や付き合い方が違うと思わず合わなかった‥
・まさか結婚して親戚付き合いの濃さに悩まされるなんて‥（特に長男の嫁だと行事への出番が多い）
【沖縄暮らしを成功させる２つの考え方！】
憧れの沖縄ライフを成功させるには、やっぱり以下のことをするべきです。
■沖縄生活に過度に「期待」しない
■沖縄の「現実」を知っておく
以上の２つが不可欠です。
私が沖縄ライフを失敗に終わらせてしまったのも、この２つができていなかったからでした‥。
「沖縄を夢見て来たし仕事もあらかじめ見つけていたし、リゾートバイトも経験して実際に少し住んだことあるしね‥！」
といった人でも、沖縄暮らしに失敗して本土に帰ってしまったという割合はイメージ以上に多いかもしれません。
私は400室以上ある大規模ホテルで働いていましたが、同期入社で私のように沖縄から帰ってしまった本土出身者は３年以内で５割くらいいました(._.)。１０年後には２割も残っていませんでした。
写真：春に食べたブルーシールのアイス
■【沖縄移住の失敗談】を必ずチェック！
ので、ぜひネットでも本でも参考にして、「あなた自身」に置き換えて沖縄生活のプランを立ててみてください(^-^)。
【移住成功には要・ライフプラン！できれば知り合いも】
もしあなたやあなたのお知り合いが憧れの沖縄での南国ライフを成功させたいのなら、
■沖縄で暮らすライフプランはある程度練っておく
■沖縄の知り合いを作っておく
ことが望ましいです。
私は沖縄に親戚が多数暮らしていましたが、沖縄定住のための知識や心がまえを少ししか聞けていませんでした。沖縄の知り合いや移住経験者があなたの周りにいるのなら、積極的に色々と「インタビュー」させてもらうと良いでしょう。
反対に、「どこに行っても期待しないしこだわりもないよ。」という大らかで気にしない性格の人は、そこまで念入りに沖縄暮らし計画を立てなくても大丈夫でしょう(^-^)
【沖縄の知り合いを作る方法は３つ】
あなたが沖縄に住むことに興味があってそのために沖縄の知り合いを作りたいのなら、実際に私もしたこの３つの方法がすすめられます！
■本土で沖縄イベント（祭りやグルメフェス、交流会など）に行く
■沖縄の知り合いを作るために何度も沖縄へ足を運ぶ
■１週間や週末だけのプチ移住をして実際に暮らしてみる
のがとってもすすめられます。
最後の【実際に沖縄で暮らしてみる】のは、人やネット、本からの話や情報だけでは知れなかったことが知れます。
【お試し移住に！格安航空券と安い宿】
【格安航空券】
お試し移住に【格安航空券】は欠かせないと思いますが、LCCの激安キャンペーンは週末はアっと言う間予約が埋まってしまっても、平日なら取れるチャンスがありますよ～。
また、大手の航空会社でも早割やキャンペーンを使えば手頃な価格で取れることもあります。
【安い宿】
お試し移住に【安い宿】も不可欠だと思いますが、例えばゲストハウスなら１泊１０００円台～ありますが、できればその土地のスーパーで食材を買って調理をすることがすすめられます。
沖縄の食材の相場や沖縄の食事が味覚に合うかなども知ることができるからです♪ 私は沖縄旅行へ行く際はペンションで実際に調理することも多いです。
【移住の“サポート精度”もフル活用！】
最後に、もう何年も続く沖縄ブーム（人気）を受けて【沖縄移住者へのサポート】をする会社や団体も増加しています。
同じ本土出身者ががいるところもあり、あなたの沖縄移住への不安や疑問を解決してくれたり、時には現実的なアドバイスをくれたり‥と親身になって沖縄暮らしのための準備をサポートしてくれます。
ぜひこれらの会社で“相性の良い担当者さん”を見つけてみてください。この記事を書いていると私もワクワクが止まりません。あなたの島暮らしの参考になればうれしいです(^-^)。
沖縄移住の現実「何度も助けられた」
