市販のカラーバターは白髪も染まりますか?の疑問に答えた実証ブログです。染まり具合、色を入れる放置時間、失敗した原因、手やネイルに色が付くのか、似合うカラーは?にも触れています。
ずっと気になっていたカラーバターのアッシュミルクティーを目立ってきた「白髪」にホームカラーしてみました。
カラーバターのアッシュミルクティー・白髪へのビフォーアフター
白髪にカラーバター アッシュミルクティー色を試すビフォーアフター写真です。
これは照明から60cmほどしか離れていないかなり明るい場所での撮影です。そこまで明るくない場所での見え方も後にご紹介しています。
ビフォー アフター
ビフォー:白髪丸わかり、カラー褪色が進んだ髪 ↓
アフター:特に白髪が多かった前髪 ↓
(※腰痛がある左に白髪が多い)
カラーバター前、染めていたカラーは?
私がカラーバターをする前に白髪に染めていたカラーを先にお見せします。
・部分的:ハイライトのブリーチを入れた
・全体的:ミルクティーベージュで染めた ↓
2ヶ月ほどが過ぎ褪色(ヤンキー色)になってしまった ↓
ハイライトのブリーチ部分は特に金色で目立った‥
白髪に染めてみました。 ⇓
カラーバター アッシュミルクティーで全体染め
照明から体1つ分離れて撮影した画像 ↓
照明のすぐそばで撮影した画像 ↓
カラーバター・白髪への塗り方と放置時間
カラーバターの使い方はいたってシンプルで簡単です。市販のトリートメント染料と同じで髪に塗って放置→シャンプーで丁寧に洗い流すのみですが、詳細をご説明します。
カラーバターを白髪染め目的で使うコツは?
カラーバターを白髪染め(隠し)として使うコツもあります。
1つ目はケチらずどの部位もタップリ目に塗ることです。
乾いた髪?濡れた髪?
カラーバターは乾いた髪に使うのか濡れた髪に使うのかについては、以下の通りです。
ドライ(髪が乾いた)の状態からでもカラーはできますが、ウェット(髪が濡れている)の状態の方が、カラーバターが伸びやすく塗りやすくなるので、より全体的に塗れて塗りモレもしにくくなります。
引用元:エンシェールズ
↑ 白髪にカラーバター アッシュミルクティーを塗りこみ放置している時の写真
実際の放置時間は全体に塗ってから15~20分ほどだと説明にありますが、自然放置だとそれより長めの30分間ほど置いた方が染まりは良かったです。私が何度も染めてみて感じたことです。個人差はあると思います。
「染まったか?」とドライヤーで「一部だけを乾かして確認すること」もポイントであると人気のカラーバター販売元・エンシェールズさんも説明されています。
カラーバターで白髪染め・場所で異なる染まり具合
カラーバターで白髪染めした実際の染まり具合は、けっこう場所ごとで異なりました。カラーあるあるでしょうか‥。
明るい照明下ではキラキラ光る白髪が見てわかりますがうっすらアッシュミルクティーに色づき目立ちにくくはなりました。薄くは染まっています。
明るい照明のスグそば ↑
照明から60cmほど離れて撮影 ↓
照明から60cmほど離れて撮影した画像 ↑
照明から少し離れた(そこまで明るくない)場所だと、白髪はカラーバターでしっかり染まったように見えました。
ハイライトのブリーチの金髪感(ヤンキー感)・白髪のキラキラ、ギラギラ感が多少落ち着いたように感じられます。
カラーバターの染まり具合は気になる人は気になるレベルだと感じました。「しっかり染まるな。完璧!」と言えない染まり具合なのはラップして温め長時間(1時間など)放置しなかったのも原因かと感じました‥。
美容院やホーム(自宅)カラー剤で10年以上染めてきた私は
・近距離での会話
・何か物を落として拾う時など
は気になるレベルのアッシュミルクティーの染まり具合です。
ブリーチした髪と比べると染まりは良くない
ビフォー:白髪が特に多かった前髪(生え際) ↑
アフター:白髪が目立ちにくくなった ↓
「全体をブリーチした髪」と「黒髪や白髪」を比較すると確かに染まり具合は強くありませんね。これはおすすめと紹介されることも多いカラーバター発売元・エンシェールズさんも説明されています。
ただし、エンシェールズカラーバターは黒髪を明るくする脱色効果はなく、髪の上に色素が着く《表面付着》なので、黒髪の上から使用してもほとんど発色しません。
茶髪(10トーン)以上のある程度明るい髪の上からご使用ください。
引用元:エンシェールズ
ただし日の出ている太陽光のもと、照明のすぐ下などで見ない限りは白髪が気にならならない染まり具合だと感じました。なんとなくおわかりになったでしょうか。
気になっていた白髪の多い前髪部分はけっこう隠せる(ぼかせる)ものだと実際に試してわかりました。
明るいピンクやショッキングパープルを白髪に染める方も
「白髪にカラーバターを塗ってみた」という動画やブログではカラーバターの中でもかなり明るい色のピンクやショッキングパ-プルで自宅カラーする方もいます。そういう明るいカラーだと
■ハッキリ白髪が見える → なんとなくぼやかせた
という染まり具合だと説明されています。
「髪は接近戦を考えてない。白髪はぼやかせればOK」と言う方は染まりが良くなくてもその都度カラーを変えてカラーバターを楽しむのも良いと思います。
●徐々に素敵なシルバーヘアに移行したい
●面倒で傷む白髪染めは卒業したい
という方にもカラーバターはおすすめかもしれません。
カラーバターで白髪を染めるならこんな色がおすすめ
写真は人気のエンシェールズのカラーバターですが、「白髪をしっかり染めたい。隠したい。」という方にはおすすめの色があります。白髪を染めたい方はは色選びが大切だと私の経験からも言えるのです。
写真 ↑ はココアブラウンですが、このココアブラウン/これと似たモカブラウンは白髪には少しだけ明るすぎるので黒髪で浮いて見えてしまいました。もちろん、ぼやかす程度でOKという方にはおすすめのカラーです。(もちろんブリーチした髪への使用を除いきます)
また、アッシュミルクティーはこれら暗めの茶系より何トーンか明るいカラーなので、白髪を隠すのにはあまり向いていないと感じました。(もちろんブリーチした髪への使用を除きます)
結論
白髪を染めたい方でカラーバターを選ぶなら最も暗いブラック系を選ぶと良いとよいと思います。かれこれ4~5回はカラーバターで白髪染めをしてきた私がおすすめできるのが最も暗いブラック系です。
白髪を明るく染めたい方へのカラーバターは?
白髪を明るく染めたい方がカラーバターを使うには全体的なブリーチがカラーの前段階として必須だと感じました。
何度もしてわかった、カラーバター3つのメリット
私が何度も染めてみてわかったカラーバターのメリットは以下の3点です。
①一般的染料よりかなり傷みにくい
また、やはり市販の白髪染め、おしゃれ染め、美容院の薬剤よりは傷みもマシだと感じている方も多く、実際に私もそう感じています。
市販や美容院の強いヘアカラーではキシキシ感を感じていましたが、カラーバターでは反対にトリートメントをした時と同じような手触りを感じられています。もちろん染料ではあるので一般的なカラー剤よりかなり少ないとはいえ傷みはあるはずなのですが。
エンシェールズカラーバターは、話題の塩基性染料+HC染料のヘアカラー剤です。
成分の90%以上がヘアトリートメントでできていて、トリートメントほぼそのものなので、髪を傷めずむしろケアしながら同時にヘアカラーができます。
引用元:エンシェールズ
カラーバターで大人気のエンシェールズさんも上記のように説明されています。
②色味が長持ちする
色味がトリートメント感覚の染料のわりには長持ちするのも気に入っています。
③ブリーチした髪は染まりやすい
カラーバターは説明されている通りブリーチした髪だとしっかり色が入って楽しめる
結局、カラーバターは白髪に染まる染まらない?
結局、カラーバターは白髪にきちんと染まるのか?隠せるのか?と皆さんが気になさっている点ですが、意見が真っ二つに分かれています。ブログ、動画なからもそれがわかりますが、その点は個人差がある、ケースバイケースだと私は感じました。
- カラーバターの「色」を選べばけっこう白髪隠しができる
- カラーバターの放置時間などの個人の「使い方」によっては白髪がほかせる(ぼやかせる)
- 「完璧に白髪を染めたい、完全い白髪を隠したい」と望む方にはカラーバターはおすすめできない
という結論が何度もカラーバターを塗ってきた白髪のアラフォーの感想です。実証してわかったことです。
白髪が生えている人が完璧な白髪染めができるヘアカラー剤ではありません。特にブリーチしていない髪にはそうです。白髪に関しては以下のように説明がされています。
※グレーヘア(白髪)については一度白髪染めした髪にご使用ください。
カラーなど何もしていないバージン毛に使用された場合はぼかし程度には発色しますが、はじいてしまいほとんど色は入りません。
引用元:エンシェールズ
カラーバター アッシュミルクティーは白髪には明るすぎ?
カラーバターしてみてわかったこととして、アッシュミルクティーは白髪をある程度隠したい方には明る過ぎるという点です。
カラーバターのアッシュミルクティーは「明るいカラー」のため、白髪に「通常の30分間の放置、ラップ無し」という条件では例え全体カラーをした髪でもうっすらとしか染まらないと感じました。
この点からも何も染めていない「素の黒髪」だと見てわからない程度にした染まらないというのがわかりました。
カラーバターのアッシュミルクティーは全体的にブリーチしている髪ならもちろん染まりやすいです。実際私の髪で言うとハイライトのブリーチが入った部分にはしっかりとアッシュミルクティー色が入っている(染まった)のが写真からもわかります。
カラーバターの手やネイル(爪)への付き方は?
気になるカラーバターの手、ネイル(爪)への付き方ですが、素手の場合当日はやってしまった、という暗い爪の際が染まってしまいましたが、翌日にはご覧の通りほぼわからないくらいに色落ちしてくれました。
他商品との比較
過去に有名な「白髪用トリートメント」を2商品ほど使ったこともありますが、それらよりバスタブ、洗面台、爪への色残りは軽く、というよりほとんど有りませんでした。この点も私がカラーバターのファンになった理由です。
似合うカラーと似合わないカラー
カラーで大切なのは「好きな色を選んでストレスフリー」を感じることもポイントですが、自分の骨格、眉毛、瞳の明るさ、まつ毛の色などによっても似合う似合わないが確実にあるので、その点も頭に置いて選ぶと失敗しないと思います。
似合うカラーだと見ていて全体的な違和感もなく、人からも「似合うね。」「良いね。」と思われるなぁと実感しています。明るい金色、茶色、赤茶色、ミルクティーベージュ、アッシュミルクティーと様々なカラーをしてきた私も過去の写真から反省しています‥!