カラーバターを塗って長時間放置して検証しました。気になる「短時間との比較」、「黒髪とブリーチした髪との違い」、「放置しすぎの傷み・ツヤツヤ増すのか」、「白髪への染まり具合」の4点を検証したブログです。
目次
カラーバターを塗り長時間放置してみました
こちらの写真 ⇑ カラーバターを長時間放置した検証結果です。
カラーは「ココナッツブラウン」です。カラーバターのココナッツブラウンはカラーバターの中ではかなり暗めのカラーです。ココアブラウンと似ています。
この時はカラーバターを塗ってから1時間(60分間)ほど置きました。
「説明書より長く放置しすぎか?」と少し不安になりながらも検証してみました。(いつもは自然放置(ドライヤーで温めない)で40分間ほど放置しています)
結果
肝心の染まり具合はうっすらと染まっていると感じました。
もちろん太陽光の下、照明下、光の少ないところと明るさ・見る場所で色は違って見えると思います。違う場所でのアフター写真:このブログで言うとここから2つ後の写真で口コミしています。
さらに長く・1時間20分間置いた場合は?
私はカラーバターを同じメーカー・同じ色でさらに長い(1時間20分間)放置した日もありましたが、全く同じ検証結果に終わりました。
短すぎる放置時間のみ染まりが悪い
「置き時間」を色々と変えて確かめてきましたが短すぎる場合のみ染まりが悪いという結果に終わりました。短いというのは自然放置で30分などです。
●カラーバターの放置時間(使い方)は自然放置の場合30~40分ほど、ドライヤーなど温める場合は20~30分が目安と言われます。
1時間(60分間)より1時間20分間置いた方が染まり具合が良かった、ということはなかったです。
⇑ 写真のようにカラーバターは
- ブリーチした髪はしっかりめに染められる
- 黒髪はうっすらと染められる
という染料です。これは説明書の通りだと何度も染めてきて実感しています。
カラーバターのメリット
私は20歳から白髪がありアラフォーなのですが、「カラーバター」が好きでやめられません。
- 数週間ごとにカラーができるから楽しい
- 一般的な染まり方の強い染料よりかなり傷みにくい
- ヘアカラー後はキシむのにカラーバターはそれが無い(ツヤツヤ増す)
- カラーバターは全27色の色から選べる
ととにかくメリットが多いからです。
カラーバターの黒髪への染まり具合は説明通り
カラーバターは60分間と長時間放置しても「黒髪」への染まりが良くなるという期待はできません。
多くの方が説明されている通りです。私は過去に何度も染めてみましたがやはり同じ検証結果になりました。
美容師さん、一般の方も「黒髪にカラーバターは染まるのか?」と検証する内容でたくさん発信されています。
メーカーのカラーバターの説明書でも説明
メーカーのカラーバターに添付されている説明書にも黒髪にはうっすらとしか染まらずブリーチした髪にはしっかりめに染まる、ということがハッキリ明記されています。
エンシェールズカラーバターは「マネキンの画像」付きで紹介している説明書はわかりやすく誤解も招きにくいと感じます。
カラーバター長時間放置・黒髪とブリーチした髪の違いは?
当たり前ですが、ブリーチでハイライトを入れた髪(目から下)にはカラーバターの色がしっかりめに入りました。
●下半分にブリーチのハイライトを入れた筋状の部分は濃いココナッツブラウンに染まっているのがわかります。
●反対にカラーもブリーチもしていない素の黒髪(目から上)はうすくしか色が入りませんでした。
やはりという検証結果でしょうか。カラーバターは「ブリーチした髪」にはしっかり色が入る染料だと実際に染めて確かめられました。
カラーバターを長時間放置・白髪はわりと染まった
黒髪にはしっかりと(濃いめに)色が入らないと画像からもおわかりになると思います。
ただし「白髪」には割と染まり、目で見てわかるほどにココナッツブラウンが入りました。
黒髪の中でキラキラと目立つ白髪。このように染まりが薄くても色づいてくれて私は嬉しかったです。傷むキツイ染料のものよりカラーバターを白髪に塗ってみて良かったと手触り、ツヤなどからも感じています。
ちなみに私は20歳くらいから若白髪、現在アラフォーです☺
白髪にカラーバター・長時間と短時間の違い
ちなみにカラーバターを白髪に塗ってみて長時間放置/短時間放置ではどう変わる のか?
これについても私は検証済みです。同じエンシェールズのカラーバターでです。
●塗ってからの放置は長時間(70分間)/短時間(30分間)どちらも色の入り具合は変わりませんでした。(この時もドライヤーの熱は使っていません)
時間を置けば置くほど染まる「一般的なカラー剤とは染まり方が違う」ということもカラーバターを使ってみてわかったことです。
カラーバターの長時間放置は傷まない?
気になる方もいるかもしれませんが、カラーバターは長時間(60分間・1時間20分間どちらも)放置しても髪の傷みがヒドくなったとは感じませんでした。
カラーバターは「トリートメント感覚で染められるカラー剤なので髪への悪影響は少ない染料」だと説明されていますが、一般的なカラー剤よりも髪に優しい染料だと使うたびに感じています
長時間置きすぎるのはNG
しかーし、いくら従来の染料に比べて優しいとは言え、カラーバターも染料ゆえ髪へのダメージはいくらかあると考えられています。長時間置けば置くほど髪へのダメージはあるのだと思います。
そのためカラーバターも塗ってから放置しすぎはやめた方が良いでしょう。これについては様々な美容師さんがその理由を成分なども含め、ブログ、動画で解説されていますね。
カラーバターは長時間放置でツヤツヤになる?
カラーバターはトリートメント感覚だから長時間放置すると私の傷んだ髪もツヤツヤ感は増すのか?
少し期待して何度も使っていますが、カラーバターは塗ってから置く時間を長くしすぎてもツヤが増すということもありませんでした。
私はそれもそうか、と思いました。そのような効果があるならカラーバターのメーカーも既にアピールしているはずですね‥。
カラーバターも染料の一つで「完全なダメージレス染料」ではないので時間を置き過ぎるのも考えものだとわかりました。
今回の検証ではカラーバターの
- 黒髪への染まり具合「長時間(60分間)/短時間(30分間)の比較」
- ブリーチした髪への変化(黒髪との比較)
- 白髪への染まり具合
- 長時間放置での傷み具合/ツヤツヤは増すのか
3つのビフォーアフターが実際に検証できて私自身もスッキリ。読んでいる方の参考になれば嬉しいです☺