ぼっちママで、子供から聞かれたひと言に戸惑った女性がいます。このエピソードは“ぼっちママあるある”の１つかもしれません。「自分のお母さんが１人ぼっちだ･･。」と気にするお子さんへの対処法をご紹介します。
ぼっちママ 子どもに聞かれたこと
ぼっちママの私ですが、こないだ子供にこんなことを聞かれました。
「ママもママのお友達作らないの？」「私も〇ちゃんみたいに親子でお買い物やご飯食べに行きたい。」
確かに親しくしているママ友がいない、ママ友が欲しいと思わずぼっちママでいる私の子供は、相手ママ友とその子供＆うちの親子という形態でのお出かけやお泊りとは皆無です。
子供に聞かれたストレートな言葉
子供に聞かれたストレートな言葉で、ぼっちママを通して満足していた私は戸惑いました。少しの間考えこんでしまいました。
子どもから見て、一人でいる私が嫌みたいです･･。特にまわりの目を気にする日本人独特の子供には当てはまるエピソードかもしれません。
“気の合うママ友が1人もいない”私はおかしいですか？
ぼっちママで一人で大丈夫！と返事したけど
子供には
「お母さんは1人ぼっちで大丈夫。いつもそうだし寂しいとか思っていないんだもん(^-^)」と笑顔で返事しました。子供の顔には不安と不満さが表れていたのが気がかりです‥。
女性の付き合いは面倒･･ 今いる友達で充分
女性の付き合いは何かと面倒‥ ママ友いないけれど今いる友達で充分･･ と思う女性はけっこういることも確かです。
・子供が通う園や学校、習い事以外で友達がいる
・「良きママ友」なら欲しいけれど愛想よくして自然にまかせている
・仕事や趣味などしばらくは目の前に集中したい
など、子供が通う園や学校でママ友を求めていないケースもあります。
子供は学校という小さな世界しか知らず、他のママ同士が盛り上がっている光景を見ていると、自分のママはポツンとしてさびしそうに見え、実はそうでないと話してもママの心境は理解できない、そんな価値観わからない･･というのが本音なのだと思います。もどかしい！
私もぼっちママを３年
今書いている二児の母である私も、元ぼっちママでした。
最初はママ友がいない3年間を保育園で過ごし、挨拶や顔見知りを作るのは不可欠だと痛感したのでママ付き合いはしてきました。
娘が小学校に上がると引っ越し組だったので、新しい学校でのママ友はゼロになりました。
私がぼっちママでも穏やかでいれた理由は？
しかし、私はぼっちママを気負ったり焦った時期は一時期で済みました。私ママ友がいなくても心穏やかでいれた理由は、
・気が合う主人とほぼ毎晩話して盛り上がる
・ラインやたまに会食する友人がいる
・同じママという立場の姉妹が近所にいる
の３点でした。
そのため、新たな学校でのママ友は正直あまり欲しいと感じていませんでした。これ以上忙しいのはご免、これくらいのプライベートバランスが気楽、との思いからです。
学生時代からの友達でもある程度ママ友話ができますが、「やはり近所でママ友が欲しい！」という女性は、私のように主人や親戚に救われることもあると思います。
ぼっちママでも 顔見知りは不可欠
しかし、大切で不可欠だと私も痛感していますが、
・子供が仲良くしているママに挨拶しておくる
・顔見知りを増やす
この２点は不可欠です。
ママの顔見知りを作っておくと、
■トラブル時に笑って許してもらったこともありますし
■撮れなかった写真を頂いたり、
■思わぬことで助けていただいたり、
という経験があるからです。
私も娘が仲良くしている子のママと会えば、普段会わない分３０分以上話し込むこともあります( ﾟДﾟ)。
生の情報はママ友や地域の人から
もちろん女性特有の“グダグダ結論がない話や共感話”もありますが、「教育や防犯情報がママ友との井戸端会議の目的」でもあります。その他には気持ちを聞いてもらいスッキリする目的もありますね(^-^)
実際に通わせたり教えてもらわないとわからない習い事や担任、そうでない先生の
・気になる行動や姿勢
・昨年度困った準備物や学習
・子供トラブルや予防法
・反抗期に効いた対処法
など、やはり役立つ情報が手に入ります。
知っているからこそ打てる対策、心がまえもあります。警察の見守りや犯罪情報メールやニュースからは入ってこない“生の情報”がママ友や地域の人から教えてもらえます。つよく実感中です。
【ぼっちママ 子供への説明は？】
では、「ママも他のママみたいに友達つくらないの？さびしくないの？」と子供から聞かれた時の【最適な答え】はどれでしょうか？ 様々な答えを示していきます。
・お母さんはお友達探ししに学校へ行ってないよ
・知っているお母さんと会った時にこんな話をしたよ
・たまたま１人ってこともあるでしょ
・お母さんは他のママと時間合わないし、会うことないだけ
・お母さんは寂しくないし、１人でいる人や食事している人を“さびしそう、かわいそう”と思うのは勝手な想像という場合もあるよ
・お母さんは１人が落ち着くタイプなんだよ 他でお友達がいるしね
ぼっちママは成長に従い増える！
園や学校にもよるけれど、小学校に上がると結構ぼっちママが増えていきます。園の送迎のように相手ママ友と顔を合わす機会がどーんと減り、バイトや復職して時間が取れない･･と“ママ友付き合いを止める”女性が自然と増えていくからです。
更に中学まで進学すれば、学校に親が出向く機会もほとんどなくなってぼっちママを気にしている女性は更に楽になります。
ママが堂々としていなきゃ
とにかく“ぼっちママ”を気にしない
どちらの姿勢も親として立派だよ
「子どものためを思ってママ知り合いくらいは作る」情報面やトラブル時に自分のためにもなる。
「1人でもキツイ態度でない穏やかママの姿勢を見せる」
いずれも、女性としてとっても立派な姿勢だと思います。
もしも子供が「親同士が知り合いじゃないと友達関係で困る」と考えていれば、ママが一歩ずつアクションを起こし、無理なら止めればいいでしょう。
かたくなにシャットダウンでなく
ママ友なんでコリゴリ！とかたくなな姿勢はまわりや家族に隠し切れません。そういうママは余裕の無さがにじみ出てくるとあなたも思いませんか？
そうではなく、
“ママ友はできればラッキー♪” “ママ知り合いは作っておくか‥。”
と思っておくくらいがベストだと言えます。
大人であれ、子どもであれ、友達は無理やり作ろうと思って作れるものではないです。変な相手には軽く会釈しておけば良いでしょう。私もそうしています(^-^)。
気楽にどーんと構えて過ごしましょう
ぼっちママは
・気楽にどーんと構えて
・愛想よく顔見知りは増やす
・自然体で常識を持ち合わせて
過ごしましょう。
そして子供に「ママは１人ぼっちで友達いないの？」と聞かれても落ち込まず、冷静に受け答えできるようにしたいですね。いつまでも子供と本音を言い合える親子でいたい、と私も勉強になりました(^-^)
